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曹洞宗  武陵山桃源院

桃源院は天文6年(1537年)に開かれた曹洞宗(禅宗)の寺院です。

本尊

釈迦牟尼仏

 

縁起

第三代岩尾城主岩尾の大井行真公によって、祖父である行俊公の三十三回忌、父である行満公の十三回忌の追善冥福のため、天文6年(1537年)に「高井山桃源院」として創建されたました。

 

このときのご本尊は延命地蔵尊としていました。初代住職は大井行真公の弟の松岩長伊大和尚です。「高井山」の名は、父である大井行満公の院号「高井」から、「桃源院」の名は、祖父である大井行俊公の法名「桃源」からきています。

武陵山桃源院の名は中国の『桃花源記』にある武陵桃源の故事、晋の時代、湖南武陵の漁師が道に迷って桃林の奥にたどり着き、そこは戦乱をさけた人々が平和に暮らす仙境で、帰るのも忘れる程の桃源郷であったという話に依ります。今も中国には武陵桃源という場所があります。

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